ARMは4月18日、Cortex-A15クワッドコア・ハード・マクロを発表した。

Cortex-A15 MP4コアは、2GHzでの動作を前提とし、Cortex-A9ハード・マクロの電力効率を維持しつつ、2万DMIPS以上の性能を実現したもの。

開発には、ARM CortexプロセッサIP、ArtisanフィジカルIP、CoreLinkシステムIP、ARMの集積技術の他、TSMC 28nmHPMプロセスが活用された。また、TSMC 28nmHPMプロセスのCortex-A15対応プロセッサ・オプティマイゼーション・パック(POP)ソリューションが使用されている。

Cortex-A15ハード・マクロは、NEON SIMDテクノロジーと浮動小数点(VFP)を採用し、性能と消費電力の卓越したバランスを実現、ノートPCからネットワーク/エンタープライズ機器まで、多様な高性能コンピューティング・アプリケーションに最適となっている。