NTTデータ、NTTデータ ウェーブと日本テラデータは4月18日、Teradataデータベースの高速な分析エンジンを活用したハイパフォーマンスなビジネス・アナリティクスの推進を共同展開すると発表した。

3社は協業により、SAS Institute Japanが提供するソフトウェアの分析プロセスの主な機能をTeradataデータベース上で実行する「SAS In－Databaseテクノロジー」を活用したソリューションを顧客企業に提案する。

SAS In－Databaseテクノロジーの仕組み

3社はすでにSAS In－DatabaseテクノロジーとTeradataデータベースを用いた共同検証を実施し、性能と拡張性における同テクノロジーの有効性を確認している。特に大量データの分析における高速化を確認していることから、ビッグデータの分析での活用が期待できるとしている。検証結果は、技術文書として顧客企業へ提供する。

NTTデータは金融・小売・製造業などの幅広い適用分野を想定し、同テクノロジーの評価を順次実施し、NTTデータ ウェーブは既存のデータ資産をIn－Database処理に移行した際の効果を検証するアセスメントサービスとIn－Database処理を最大限活用したシステム設計・構築サービスを提供する。テラデータは、評価やアセスメントサービスに必要な自社製品をNTTデータとNTTデータ ウェーブに提供する。