佐川急便は5月から、同社の提供する私設私書箱サービス「飛脚マイボックス」を全国主要都市に順次開設すると発表した。新設場所は、東京(東京駅前・渋谷) / 名古屋(栄・錦) / 大阪(心斎橋・長堀橋・堺筋本町・西天満・芝田) / 京都(四条高倉) / 福岡(博多駅内)の11ヵ所。

飛脚マイボックスは、同社のサービスセンター内に設けた私設私書箱を、商品の受け渡し場所として提供するサービス。ネット通販で購入したプライベートな商品を家族に知られずに受け取れるほか、駅の近くにあるため通勤や通学の途中で荷物をピックアップしたり、仕事で使う資料の受渡しに利用したりといった使い方ができる。ボックスに入らない大きさの荷物も受け取りが可能で、佐川急便のクール便、e-コレクトにも対応する。また、荷物の到着を知らせるメール通知や転送サービスも行っている。

同サービスの第1号として昨年9月に開設した銀座サービスセンター内の飛脚マイボックスが好評だったことから、今回の全国展開につながった。

飛脚マイボックスのイメージ画像

利用契約期間は3ヵ月からとなっており、月額料金(税込)は、148mm×122mm×356mmのSサイズが1900円、268mm×122mm×356mmのMサイズが4200円、268mm×184mm×356mmのLサイズが6500円で、初期費用が1050円必要になる。6ヵ月以上利用する場合は料金が割引されるという。

なお、今回のサービス拡大に合わせてサービス内容もリニューアルされる。これまで必要だった保証金が不要になるほか、貸ロッカーとしての利用やグループでの利用が別料金なしで可能になる。