リコーは5月9日より、3D投影やネットワークへ対応したDLP方式のプロジェクタ「IPSiO(イプシオ)PJ WX5150/WX5140」2機種を発売する。それぞれに、標準の1年間の無償保証に、2年間の保守をプラスした安心モデルも用意される。
価格はオープンだが、市場想定価格(税別)は、IPSiO PJ WX5150(安心3年モデル)が16万円前後、IPSiO PJ WX5150が13万5,000円前後、IPSiO PJ WX5140(安心3年モデル)が13万円前後、IPSiO PJ WX5150が11万5,000円前後。
同製品は、デジタルシネマの上映にも採用されている映像技術を用い、高輝度・高コントラストの映像を投影できるほか、光学ユニットの定期交換が不要で、メンテナンスの負荷を低く抑えることができる。
また、オプションの3Dメガネを装着することで、3D映像の鑑賞へ対応した。さらにプロジェクタ制御用の有線LAN端子を装備したほか、プロジェクタを操作・管理するための統一規格「PJLink」に対応したことから、マルチベンダーのネットワークプロジェクタも合わせて管理することができる。待機時の消費電力は0.5W以下、稼動時は最大380Wでエコモード機能も搭載している。
以下共通で、アスペクト比は16:10、コントラスト比は2,100:1、投射距離は1~10m、投射画面サイズは30~300型に対応している。リアル解像度はXGA(1,024×768ドット)、SVGA(800×600ドット)、VGA(640×480ドット)、WXGA(1,280×800 ドット)に対応、圧縮表示はUXGA(1,600×1,200ドット)、SXGA(1,280×1,024ドット)の表示が可能。入力インタフェースは、D-Sub×2、HDMI×1、S-VIDEO、USB、有線LANなど。外形寸法はW306×D113×H239mm、重量は、IPSiO PJ WX5150が3.2kg、IPSiO PJ WX5140が3kg。