アシストは4月17日、オープンソースのRDBMS「PostgreSQL」プロダクトサポート・サービスの契約形態として新たに「会社契約」を追加。および、10年間の長期サポートの提供を開始すると発表した。

PostgreSQLのサポートサービス

同社では、PostgreSQLプロダクトサポートをエンタープライズ向けに24時間365日対応で提供している。今回、同じくサポートサービスを提供しているオープンソースRDBMS「MySQL/MariaDB」の関連サービスに合わせて、PostgreSQLについても、物理・仮想を問わない「サーバ契約」、同一サイトで25サーバまでの「サイト25契約」、法人に所属する人数に応じて設定されたサービスを提供する「会社契約」の3種類の契約形態に刷新された。会社契約は、中小規模の事業者向けに有利な価格体系となっていることに加え、契約の事務工数削減も実現されるという。

サポートサービスの料金は、サーバ契約が24万円(エントリー)、44万2,800円(スタンダード)、88万円(エンタープライズ)、サイト契約が275万円(スタンダード)、550万円(エンタープライズ)、会社契約が600万円(スタンダード)、1,200万円(エンタープライズ)となっている(いずれも契約期間1年、会社契約は従業員数に応じて変動、税別)。

また、SRA OSS日本支社と共同で、PostgreSQL開発コミュニティからのプロダクト提供開始日より10年間の長期サポートを、以下の3段階で提供を開始する。

1.FULL SUPPORT
PostgreSQL開発コミュニティのプロダクトメンテナンス期間(プロダクト提供開始日より5年間)に提供するサポート

2.CONTINUOUS SUPPORT
「FULL SUPPORT」終了後の2年間に提供するサポート

3.EXTENDED SUPPORT
「CONTINUOUS SUPPORT」終了後の3年間に提供するサポート