富士通とSAPジャパンは4月17日、富士通がグローバル展開を進める企業向けに、SAP Business Suiteの基本テンプレート群である「SAP Best Practices」をベースにしたソリューションを4月末から提供開始すると発表した。
今回、富士通が提供するソリューションは、SAP Best Practicesに含まれる「Baselineシナリオ」と「Industryシナリオ」を、海外進出を目指すさまざまな業界の日本企業のニーズにこたえる形で組み合わせて提供するもの。
同ソリューションは、グローバルに散在する顧客のシステムを効率的に統合することに加え、展開拠点別の業務・ローカライズへの一括対応が可能であることから、展開期間の短縮・コストのコントロールやプロジェクトリスクの軽減を実現する。
今回のソリューションはSAP Best Practicesの基盤をカスタマイズすることなく提供することで、SAP Best Practicesの拡張に対応できるものになっている。