東北リコー |
リコーは4月17日、100%子会社である東北リコーの工場内に新型重合トナー「PxP-EQトナー」の生産設備を増設すると発表した。
同トナーは、カラーデジタル複合機やプロダクションプリントソリューションズ向けプリンターに搭載される新型重合トナー。同社は同トナーの需要が急速に拡大すると見込んでおり、リコー沼津事業所に加えて、新たに東北リコーに生産設備を増設することにした。
増設に対する投資額は約110億円の見込み。東北リコーでは、重合トナーの第2の生産拠点として2010年6月から5ラインが稼働しているが、今回はその工場建屋内に新たに3ラインを増設するもので、稼働は2013年6月に予定されている。
これにより、年間約1,800トンの生産能力が増強され、リコー沼津事業所と東北リコーのトータルの生産量が年間約1万5,800トンに拡大するという。