日本オラクルは4月16日、企業がIT変革を推進する際に必要となるIT戦略や企画の構想策定を支援するサービス群「Oracle Architecture Insight」を提供開始すると発表した。
Oracle Architecture Insightは、オラクルのアーキテクトが顧客の意向を確認しながら、客観的に顧客企業の背景、ニーズ、目標、方針、変革のスコープ、現状のIT構造と課題をまとめ、将来のIT構造と各構成要素に求められる要件、移行ロードマップ、プロジェクトの推進とガバナンスの体制を明確にし、想定効果を算出する。
具体的には、顧客の変革テーマに応じて下記の5つのサービスを提供する。
「Architecture Insight for Enterprise Architecture」:顧客企業のIT全体戦略の構想策定を支援
「Architecture Insight for SOA (Service Oriented Architecture)」:顧客企業におけるアプリケーション構造の最適化に向けた構想策定を支援
「Architecture Insight for EIM (Enterprise Information Architecture)」:顧客企業における情報価値の最大化、情報マネジメントの強化に向けた構想策定を支援
「Architecture Insight for IT Optimization & Cloud」:顧客企業におけるIT基盤の統合、最適化、効率化に向けた構想策定を支援
「Architecture Insight for Legacy Modernization」:顧客企業におけるレガシー・システム環境からオープン環境への刷新に向けた構想策定を支援