ミロク情報サービス(以下、MJS)は4月17日、IT統制のための情報漏えい対策アプライアンス「SOXBOX NX」の販売を開始すると発表した。価格は、10ライセンスを目安とした場合で70万円から(税別)。
SOXBOX NXは、情報セキュリティ上のリスクを可視化しつつ、内部統制を強化し、運用の効率化によるコスト削減も実現する情報漏えい対策とIT資産管理のアプライアンス製品。
製品の主な特長は、「新機能Webフィルタリングによる、情報漏えいと私的利用リスクの軽減」、「情報漏えいの防止とIT設備情報の自動収集」、「導入・運用のスマート化」。
Webフィルタリング機能では、日本語サイト約1億8,000万ページがデータベースでカテゴライズされており、情報漏えいリスクが高いサイトや私的利用の可能性が高いソーシャルメディア、およびウィルス感染の可能性があるサイトへのアクセスや書き込みを禁止・制限する。
USBメモリなどの各種デバイスを介した情報の持ち出しの制限・禁止、メール送受信履歴やPCの操作履歴の確認を行うことができ、不正接続検知はもちろん、万一の有事の際には追跡調査が可能となる。また、監視対象パソコンのCPU・メモリ・HDDなどのハードウェア仕様、OS・サービスパックのバージョン、インストールされているアプリケーション、パッチの適用状況を自動収集する。
さらに、一定のセキュリティポリシーが予め設定されており、インストール後すぐ稼動・運用できる仕様となっている。