名古屋商科大学は、大学および大学院(MBA)の最新ニュースを配信する公式のiPhoneアプリを開発し、4月11日よりApp Storeを通して配信を開始した。このアプリは、一般の人を対象とした情報発信機能と、在学生を対象とした掲示板機能のほかに、災害時の安否確認が可能な機能も搭載している。同大学によれば、災害時の安否確認機能の提供は、国内の大学では初だという。
標準機能としては、キャンパスライフ(ブログ)閲覧、オープンキャンパスなどの公開イベント情報、大学の連絡先などを提供。安否確認は、在学生機能(要ログイン)として提供され、ほかに、学内各部署からの事務連絡、閲覧履歴の保存などの機能がある。
安否確認は、学生が新たに情報を入力するのではなく、サイトにログインすることで、そのログにより自動的に安否を確認するというもの。同大学では、facebookや掲示板など、複数の安否確認方法を模索しており、iPhoneアプリはその1つの手段として位置づけている。
学生のiPhone所有率の正確な数字はわからないが、ある講義の中で100名程度にアンケートを実施したところ、半数近くが所持していたという。