Analog Devices(ADI)は4月11日、105℃まで動作温度範囲を保証したRFドライバ・アンプ「ADL5324」を発表した。
同製品は、-40℃~+105℃と広い動作温度範囲を持ち、消費電力が大きく、熱量の高いパワー・アンプの近くにレイアウトすることができるのが最大の特徴という。また、電源電圧は3.3V~5.0Vで動作し、電源電圧の変化に合わせバイアス電流を最適化することで、より低消費電力で動作するように調節することできる。これにより、バイアス抵抗を用いることなく、ドライバの消費電力をシステムの性能ニーズに合わせて設定することが可能となった。
なお、パッケージはSOT-89。価格は1000個受注時で3.35ドル。すでにサンプル出荷と量産出荷を開始している。