インテルと三菱地所は4月10日、丸の内のビルにICTを活用した血圧ステーションを設置し、働き盛り世代の健康増進を支援する取り組みを行うと発表した。同ステーションは、各ビルに入居する企業の社員などを対象としており、対象者は無料で利用することができる。
同取り組みは、人々がより豊かな生活を実現するためにさまざまなテクノロジーの活用法を提案するインテルと、丸の内のビル利用者に向けて「快適な就業環境」と新しい付加価値の提供を目指す三菱地所が協力し、丸の内に勤務する人々の健康増進を目指すもの。
対象者は期間中、いつでも無料で血圧測定ができるほか、ユーザー登録を行えば自分の日々の血圧データを無線でPCに転送し、自分の血圧データの変化をグラフで把握できるようになる。
血圧ステーションの設置期間は、2012年4月16日から9月17日を予定しており、設置場所および対象者は次のとおり。
設置場所 | 対象者 |
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国際ビル(東京都千代田区丸の内3-1-1)地下1階リフレッシュルーム | 国際ビルテナント社員およびビル一般利用者 |
国際ビル(東京都千代田区丸の内3-1-1)1階ATM横オープンスペース | 国際ビルテナント社員およびビル一般利用者 |
大手町ビル(東京都千代田区大手町1-6-1)6階三菱地所コミュニケーションルーム | 三菱地所およびグループ社員 |
両社は、今回の血圧ステーション設置の効果を検証し、設置個所の拡大などを検討する予定で、三菱地所社内にも同様の血圧ステーションを設置し、今後の本格展開に向けた検証を行っていく。