ジャストシステムは4月5日、3月29日・30日に実施した「Facebookの利用状況に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査対象は関東地方・近畿地方に在住の男女15歳～59歳のFacebook利用経験者で、有効回答数は900。

Facebookを利用してストレスを感じたことがあるかを聞いたところ、68.4%が「ストレスを感じたことがある」と答えた。ストレスを感じたことがある人に具体的な内容を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは、「人間関係があからさまでプライバシーがないこと」(34.3%)だった。これに、「シェアされるとどこまで広がるのかわからないので余計なことを発言できない」(33.8%)、「ソーシャルアプリの"おせっかいな"お誘い(招待や協働」(31.0%)、「友達リクエストをされて断りにくいこと」(27.1%)が上がっている

Facebookを利用していて感じるストレスはどんなもの? 資料:ジャストシステム

面識のある友達や知人のFacebookにおける振る舞いが、自分のその人に持っている印象と異なり違和感を抱いたことがあるかと聞いたところ、「ある」と回答した人は34.4%だった。具体的な内容を自由回答で聞いたところ、「実際会って話す口調とFacebook上に記載されている口調と違う」「実際の人とFacebook上の人格がまるで違う様に見えた。例えば、Facebook上では子供好きで優しい女性なのに実際とは程遠いなど」「他人に対して露骨に媚を売るような発言をしていて、嫌悪感を持った」といった、コメントが出ている。

上司、部下、先輩、後輩、同僚、取引先など、仕事上で利害関係があると認識している人から友達リクエストを受けた時どうするかを聞いたところ、「必ず受ける」が16.4%、「受けたくないが受けざる得ない」が31.0%、「受ける場合と受けない場合がある」が40.6%。「絶対に受けない」が12.0%だった。