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Oracleは30日(米国時間)、MySQL 5.5をOracle Linux 6及びRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 6で利用できるようにしたことをMySQLの公式ブログで発表した。MySQL 5.5は、2010年12月15日(米国時間)に発表されたプロダクションリリース。InnoDBが大幅に改善されマルチコア/プロセッサにおける性能が大幅に向上したという特徴がある。
発表によると、MySQL 5.5がUnbreakable Enterprise Kernelを使用しているOracle Linux 6上で動作させることができるようになったという。また、Red Hat互換カーネルを使用しているOracle Linux 6及びRHEL 6での動作も可能としている。
Oracle Linux 6及びRHEL 6向けに対応したMySQLは公式サイトで配布しており、バイナリ版はこちらからダウンロードできる。今回発表されたMySQLをOracle Linux 6もしくはRHEL 6使用する場合、MySQLユーザはOracleの顧客サポート「Oracle Premier Support」を利用することができるという。
OracleではOracle Linux 6またはRHEL 6、もしくはその両方を使用しているユーザに対してLinuxのサポートを提供しており、Oracle Linux 6のバイナリ、アップデート及びエラッタもパブリックyumサーバで無償で提供している。