ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイト「イーキャリア」はこのほど、20歳から39歳の正社員・契約社員・派遣社員400名を対象に実施した「ネットメディア接触に関する調査」の結果を発表した。
同調査は2012年3月16日から21日にかけてインターネットリサーチで行われ、回答者の年齢は20代が50%、30代が50%、雇用形態は正社員が80.0%、契約社員が12.5%、派遣社員が7.5%となっている。
1日における「インターネット」「テレビ」「新聞」の接触時間を単一回答形式で聞いたところ、平均時間は「インターネット」が148分、「テレビ」が135分、「新聞」が13分となった年代別で見ると、20代では「インターネット」が167分、「テレビ」が129分となり、インターネットがテレビより接触時間が長かったが、30代では「インターネット」は129分、「テレビ」が142分と、テレビの接触時間がインターネットより長い結果となった。
全回答者にインターネットを利用しているシーンを聞いたところ、上から、「帰宅後~就寝前」(89.5%)、「休憩時間中」(43.0%)、「昼食中」(36.3%)、「就業中」(32.5%)、「帰宅中」(31.8%)、「出勤中」(31.5%)、「起床~家を出るまで」(27.0%)となった。
インターネットを利用する際に利用している端末については、「出勤中」のネット利用者126名(男性61名、女性65名)では、スマートフォンでネットにアクセスしている人が男性は26.2%で4人に1人以上となったが、女性は4.6%にとどまっており、男女差が見られた。
ソーシャルメディアの登録状況を複数回答で聞いたところ、トップは「mixi」で、以下、「GREE」「モバゲー(Mobage)」と続き、いずれも4割以上の回答者が登録している状況となった。4位以降は「Twitter」「Facebook」「Google+」と続く。一方、「登録していない」と回答した人は13.8%だった。
ソーシャルメディアにアクセスする頻度について聞いたところ、「モバゲー(Mobage)」(回答者数163名)は「1日に複数回アクセス」する人が42.9%、「Twitter」(回答者数128名)は42.2%となり、1日に複数回アクセスしている利用者の割合がそれぞれ4割を超えた。続いて、「mixi」(回答者数231名)で36.8%、「GREE」で(回答者数184名)33.7%、「Facebook」(回答者数100名)で32.0%が「1日に複数回アクセス」していると回答した。