新潟県・越後妻有地域の名産品の新デザイン案を公募する「Roooots 越後妻有の名産品リデザインプロジェクト2012」の審査結果が発表された。同プロジェクトは3年ごとに越後妻有地域にて開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を共催するNPO 法人越後妻有里山協働機構とロフトワークが共同で行ったもの。
550点の応募案について厳正に審査。審査は、明治「おいしい牛乳」のパッケージデザインなどで知られるグラフィックデザイナーの佐藤卓やレディスブランド「ZUCCa (ズッカ)」を立ち上げたファッションデザイナーの小野塚秋良、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012」総合ディレクターの北川フラム、ロフトワークの林千晶代表取締役が務めた。
また越後妻有の名産品を製造するメーカーとも協議を行い、13品目、25作品の商品化が決定。7月に開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」にあわせて販売される予定となっている。
商品化が決定したデザイン案は「食の部」「装の部」「はっぴプロジェクト」の3部門に分けて発表。コスト面で商品化が難しい優秀作品については「作品賞」として表彰のみ行う。
この他に同NPO 法人がデザインを採用して独自に商品化する「まつだい『農舞台』賞」も設けられ、上記作品と共に商品化される。
ここでは「食部門」の受賞者一覧を掲載したが、全部門の作品一覧は「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012」サイト内特設ページにて公開されている。