さくらインターネットは3月28日、サーバーの設置などの物理作業が不要なデータセンターサービス「リモートハウジング」の申し込み受付を4月18日から開始すると発表した。
リモートハウジングは、2011年11月15日に開所した同社の石狩データセンターに、ユーザーのサーバーやネットワーク機器などが設置できるサービス。サーバーの設置など物理作業はすべて同社が代行するため、実際にデータセンターに行かなくてもシステムの運用が可能となる。「さくらの専用サーバ」などの同社ホスティングサービスとローカルネットワークを共通化できることや、VPN回線や広域イーサネットなどの外部回線の引き込みにも対応している点が特徴とされている。また、サーバやネットワーク機器のレンタルも行うという。
提供プランはラックのサイズで分類されるラックプランと、電源の容量で分類される電源プランに区分されている。ユーザーがニーズにあわせて選択することで「必要なリソースを必要な分だけ」利用できるとしている。
石狩データセンターにおける同サービスの提供は、「さくらのクラウド」「さくらの専用サーバ」に続く3番目のサービスとなる。