SCSKは3月28日、米Violin Memoryの大容量フラッシュストレージアレイ「Violin Memory V-3000シリーズ」に、仮想化ストレージコントローラーとして米FalconStor Softwareの「FalconStor NSS」を組み合わせた、仮想化フラッシュストレージソリューションの販売を開始したと発表した。ストレージ仮想化・高可用性・災害対策・データ保護などに対応した高速・大容量のストレージ製品となる。

データセンター向け大容量フラッシュストレージアレイ「Violin Memory V-3000シリーズ」

「Violin Memory V-3000シリーズ」は、フラッシュメモリモジュールとハードウェアRAID機構(vRAID)を組み合わせることで、3Uの筐体に最大40TBの容量を実現する大容量フラッシュストレージアレイ。

「FalconStor NSS」は、ストレージ仮想化、高速バックアップ/リカバリ、遠隔コピー、即時復旧といった機能を提供する。

両製品を組み合わせることで、データーベース、クラウドなど、さまざまなシステム環境に適応し、災害対策やBCP対策にも利用できるとしている。

同社では、データベースやBI、金融サービス、有償オンラインサービスといった高速なI/O処理が要求される業務やアプリケーションでの活用、既存システムの性能改善、統合仮想化環境やクラウド環境下の共有ストレージ、VDI(デスクトップ仮想化)での高速I/O処理などをターゲット分野としてあげている。

性能評価のために、同社で事前検証を行った構成による(HP ProLiant DL 380×2(HA構成)、RedHat Enterprise Linux/FalconStor NSS、Violin Memory V-3202 Memory Array(2.6TB))エントリーパッケージは2,499万円(税別)から。