米Microchip Technologyは3月21日(米国時間)、同社の「PIC32 MCU」とWi-Fi Moduleである「MRF24WB0MA」を搭載した「Wi-Fi Comm Demo Board」を発表した。このBoardはMicrochipのWi-FiソリューションとPIC32を手軽に評価してもらうためのものであると同社は説明している。
Wi-Fiベースのデザイン向けに、商用グレードのTCP/IPの全レイヤのスタックを無償で提供しており、この中にはHTML、DHCP、DNS、IPv4/v6、SSLなどが含まれているとする。これらのスタックは搭載されているPIC32 MCU上で利用することが可能であり、これにより高度に最適化した組み込み向けWi-Fiソリューションを容易に構築できると同社は説明する。
など、このWi-Fi Comm Demo Boardは同日より49ドルで出荷開始しており、またTCP/IPスタックは同社Webサイトより入手可能となっている。