アイ・オー・データ機器は、法人向けに19インチ 1UラックマウントモデルのNAS「HDL-Z4WSCRシリーズ」を発表した。4TB、8TB、12TBの3機種があり、価格はそれぞれ19万8,000円、22万5,000円、29万8,000円(いずれも税別)。
OSには、Windows Storage Server 2008 R2を採用し、CPUにIntel Atom D2700(2.13GHz)、4GBメモリを搭載する。ストレージ仮想化ソフト「VVAULT Professional OEM」も搭載し、NASやUSB HDDなどのストレージを統合することが可能。また、サーバーラックに取り付ける際に欠かせないラックマウントレールを標準添付している。
なお、VVAULT更新用ライセンスは、1年が5万円、2年が9万5000円、4年が18万円(いずれも税別)。
また、4台のハードディスクを搭載し、RAID 0(ストライピング)およびRAID 5(出荷時設定)を構成可能で、RAID 5を構成時には、4台のうち1台のハードディスクが故障した場合にも、ハードディスクを交換することでデータを損失することなく復旧が可能。
そのほか、2つのLANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワークの間で共有利用することが可能で、eSATA、USBポートに外付ハードディスクを接続することで、保存容量を増設し共有ファイルを保存したり、本体のデータのバックアップ先として利用することができる。