キヤノンは27日、個人・小規模事業所などのオフィス向けレーザーFAXの新製品『キヤノフアクス L250』を、4月中旬より発売することを発表した。価格は19万8,000円(税別)。

省スペース設計のキヤノフアクス L250

同製品は、省スペース設計によるコンパクトボディーを実現し、設置面積を幅372×奥行き520mmと従来機種(キヤノフアクス L230)に比べ約30%削減。TU-T規格準拠のスーパーG3対応33.6kbpsモデム搭載で、A4版原稿(標準モード)を2秒台で伝送。「宛先確認入力」や「リダイヤル禁止」など発信ミス防止のセキュリティ機能も搭載する。

操作部の液晶画面が従来の2行から5行に大型化されてアドレス帳が見やすくなり、操作メニューや動作状況も漢字で分かりやすく表記。紙詰まり処理などの作業手順をアニメーションでガイドする。また、スリープ時の待機時消費電力を従来機種比で約47%削減した。

主な仕様は、外形寸法がW372×D303×H303mm、重量が約8.8kg(トナーカートリッジ含む)。中間調は256階調、順次同報140カ所、メモリ代行受信最大30件/512枚。コピー機能の解像度は600×600dpi、速度は毎分約12枚。プリント機能の解像度は1200dpi相当×600dpi、速度は毎分18枚、インタフェースはUSB 2.0となっている。