コンピュウェアは3月26日、Webパフォーマンスに対するタブレットユーザーの期待に関する調査結果を発表した。同調査は北米・欧州・日本を含むアジアに住む過去6ヵ月以内にタブレット端末を用いてインターネットに接続した2,000人以上のユーザーを対象に行われたもの。
タブレットにおけるページロード時間について聞いたところ、回答者全体と比較して日本のタブレットユーザーはより速いページロード時間を期待していることがわかった。同調査では、70%のタブレットユーザーが2秒以内のレスポンスを期待している。
PCと比較した場合のタブレットにおけるWebサイトのロード時間について聞いたところ、3分の2以上のタブレットユーザーが、「PCと同等かPCよりも速いことを期待している」と回答した。日本のタブレットユーザーはほぼ100%がPC使用時よりも速いページロード時間を求めている。
「過去12ヵ月間、タブレットでWebにアクセスした際に問題を経験したか」については、10名中4名が「Webサイトへのアクセス時の問題を経験した」と回答。それらのうち、3分の2のユーザーは「ロードに時間がかかること」「Webサイトがクラッシュしたこと」などを経験している。
タブレットから同じWebサイトに何回までアクセスを試すかを聞いたところ、30%は1回以内しかリトライしないという結果となった。日本のユーザーは全体に比べ、Webサイトにつながらない場合のリトライ回数は若干多くなっている。
さらに、49%は「アクセスに時間がかかったサイトを2度と訪問しない」、46%のユーザーは「競合他社のサイトを訪れる」、35%は「他の方法(PCやモバイル)でもそのサイトにアクセスしない」、33%は「そのWebサイトの会社からは購入しない」、70%のタブレットユーザは多分二度と遅いサイトを訪問しないと回答している。