オウケイウェイヴは3月22日、ソーシャルQ&Aサイト「OKWave」を企業の顧客サポートに活用できるCRMソリューション「OKCorporation」を発売した。OKCorporationの導入することで、ソーシャルメディアを通じた顧客同士によるQ&Aのやり取りを、サポートコストの削減や顧客満足度の向上につなげられるという。

OKCorporationは、特定の企業の製品やサービスについて知りたいユーザーが、該当するQ&Aコミュニティで質問することで、同じコミュニティに参加する他のユーザーから回答を得られる仕組みとなっている。これにより「ユーザー同士の問題解決力をもとに、ユーザーサポートを実現することができる」としている。投稿された質問はOKWaveのほか、約100のパートナーサイトでも公開される。パートナーサイトをあわせた会員数は220万人以上になるという。

また、コミュニティユーザーのQ&Aから適切なものをピックアップして企業認定FAQとして承認し、より多くのユーザーが閲覧できるようにすることも可能。

OKCorporationを導入した企業には、サイト内でのユーザーの動向を分析できる統計ツールも提供される。同社では、今後1年間でOKCorporationの導入数30社を目指すとしている。