Twitterは3月22日 (米国時間)、パワーユーザー向け公式Twitterクライアント「TweetDeck」のv1.3の提供を開始した。リスト管理機能やインライン・メディアプレビューが追加され、コラムのオプションにInteractionsとActivityが加わるなど、大幅な機能強化が行われている。
v1.3では、TweetDeckから直接リストを作成/編集/削除できる。ツールバーにListsボタンが用意され、各ユーザーのアカウントプロフィールのメニュー・アイテムに「Add or Remove from lists」が追加された。またプロフィール内のListsボタンをクリックすると、そのユーザーが作成または含まれているリストを確認できる。
インライン・メディアプレビューによって、ツイートに関連した画像や動画をアプリケーション内ですばやく確認できるようになった。画像や動画がある場合はコラム内でツイートの下にサムネイルが表示され、サムネイルまたはツイート内のURLをクリックするとメディアギャラリーが広がる。
Interactionsは@Mentionsコラムの拡張版のようなコラムで、メンションだけではなく、フォローやリスト追加、リツイートなどのアラートも表示される。これにより自分がTwitterコミュニティと関わっている様子を把握できる。Activityコラムには、フォローしているアカウントのフォローやリスト作成などあらゆるアクティビティのフィードが流れる。これまで発見できなかったアカウントやコンテンツを身近にするコラムと言える。
これらのほか、引用ツイートの"Quote"オプションが、送信する前にツイートを編集できる“Edit & RT”に置き換えられた。“RT @username:”に比べてQuoteが使いにくいというフィードバックに応じたものだという。
TweetDeck 1.3は、Web版、Windows版、Chromeアプリ版は自動的にアップデートされる。Mac版は、Mac App Storeを通じてアップデートが提供されている。