GMOドメインレジストリは3月22日、名古屋市から地理的名称トップレベルドメイン(地名TLD)「.nagoya」の管理運営事業者として支持を受けたことを発表した。
地名TLDは、新たに開設されるトップレベルドメイン「新gTLD」のひとつで、地名のほか、企業名や製品名、ブランド名などを登録することができる。ドメイン名の割当・管理を行うICANNが1月から新gTLDの申請受付を始めており、申請には管轄自治体からの支持が必要となる。今回、名古屋市では3月8日~3月15日にかけて「.nagoya」の管理運営希望者を公募しており、審査の結果、同社が選ばれた。
同社は今後、ICANNへの申請手続きを進めるとともに、「.nagoya」の運営を通じて「名古屋ブランド」を国内外にアピールする提案を続けていくとしている。ICANNへの申請後は、審査および手続き期間を経て、最短で2013年1月から「.nagoya」の運用が開始される見通し。