Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers. |
Ubuntuの生みの親であるMark Shuttleworth氏が自身のブログにおいて、「Ubuntu vs RHEL in enterprise computing」と題し、エンタープライズにおいてUbuntuがRed Hat Enterprise Linuxよりも優位にあると述べている。Shuttleworth氏は、その根拠としてW3Techsが公表したデータを引用している。
Shuttleworth氏は、W3Thehsのデータによると、去年の夏以降、Ubuntuの方がRHELよりもWebサーバとして利用されており、Ubuntuは成長を続け、RHELは下降傾向にあるとしている。確かにW3Techsの分析ではそうなっており、3月時点でLinux上で動作しているWebサイトのうち18%がUbuntuを、12%がRHELを使用していると発表されている。
ただし、W3Techsのデータでは、Ubuntu以上にDebianとCentOSが使用されているという結果になっており、この事実に対してShuttleworth氏はブログで触れておらず、読者からのコメントでもこの点が指摘されている。
同氏は、この指摘に対して「今回は2つのLinuxに焦点を当てているため」と述べている。そして、それを言うのであれば、DebianはUbuntuサイドであるし、CentOSはRHELサイドであるとしてこの2つのエコシステムを見比べたとしても結果は同じであると反論している。