キヤノン、ビジネス向けインクジェット複合機2機種を発表

キヤノンは22日、インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズの新製品で、ビジネス向け複合機となる『PIXUS MX893』と『PIXUS MX513』を4月上旬より順次発売することを発表した。


PIXUS MX893	PIXUS MX513

いずれも無線/有線LAN機能を標準搭載しており、複数のPCやスマートフォン、タブレット端末からの共有が可能。またMX893は「PIXUSクラウドリンク」により、クラウド上にあるデータを液晶モニタで確認しながらPCを使わずに印刷できる。Googleクラウドプリントにも対応し、スマートフォンを使ってどこからでもGmailやGoogleドキュメントのファイルを印刷。さらに専用アプリ「Easy-PhotoPrint」でスマートフォンからの直接印刷も可能だ。

この他共通の機能としては、自動両面印刷やA4対応のADF(自動原稿送り装置)を標準搭載。コピーやファクスなど、使いたい機能に合わせてキーの表示を切り替えるデュアルファンクションパネルにより、素早く的確なキー操作が可能だとしている。

主な仕様は、MX893が、最高解像度9,600×2,400dpi、最小インク滴サイズ1pl、対応インタフェースはIEEE802.11n/g/b、100BASE-TX/10BASE-T、Hi-Speed USB、Bluetooth v2.0。外形寸法はW491×D448×H218mm(トレイ類を含まず)、質量は約11.7kg。MX513が、最高解像度4,800×1,200dpi、最小インク滴サイズ2pl、対応インタフェースはIEEE802.11n/g/b、100BASE-TX/10BASE-T、Hi-Speed USB、Bluetooth v2.0。外形寸法はW458×D385×H200mm(トレイ類を含まず)、質量は約8.8kg。