Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. |
StatCounterは21日(現地時間)、「Chrome is world's number one browser for a day」と題して、Chromeが世界で一番利用されているブラウザに初めてなった日を祝福している。StatCounterはアイルランドにあるウェブ分析会社で、同社の分析結果によると2012年の3月18日にChromeのシェアが世界1位になったと報告している。
StatCounterによると、国や地域によってブラウザのシェアは異なるという。例えばインドやロシア、ブラジルではすでにChromeが1位を獲得している。今回の出来事はこれら国々の影響によって起きたことだとStatCounterは分析している。
18日に1位の座を獲ったChromeだが、その後の調べによると19日にはIEが1位に返り咲いている。これはアメリカ、ドイツ、中国などではIEもしくはFirefoxの方がシェアが高く、Chromeは2位や3位に甘んじていることが主な要因ではないかとしている。
しかしながら、StatCounterは1日だけでもChromeが1位を獲得したことは画期的な出来事だとコメントしており、Chromeは週末に必ずシェアを拡大させているという興味深いコメントも述べている。
Webサービスのトラッキングを分析するPingdomはStatCounterのデータをもとに今年の6月にはChromeが月間シェアで1位を獲ることを発表していたが、もう少し早い段階で完全にChromeがナンバー1となる可能性もでてきた。