日本ユニシスは3月21日、富国生命保険の人事・給与システムの移行を開始したと発表した。新システムは、ワークスアプリケーションズのEPRパッケージ「COMPANY」と日本ユニシスのクラウド基盤「U-Cloud IaaS」を組み合わせた「U-Cloud for COMPANY」をベースに開発し、2012年9月に稼働開始予定となっている。
富国生命は、組織変更や制度変更への迅速な対応と、申請や届出などの電子化による効率向上のため人事・給与システムの高機能化を目指すとともに、現行システムの保守にかかる要員を戦略的なコア業務に集中することを目的にパッケージへの移行を決断し、システム構築パートナーとして日本ユニシスを採用した。
U-Cloud for COMPANYの利用により、サーバを自社所有することに比べ、短期間で環境の準備ができること、機能拡張やユーザー拡大時も柔軟にリソースの追加ができることなど、顧客にとっての利点が大きいことが評価された。