ネットマークスはこのほど、コミュニケーション機能を統合したVDI(Virtual Desktop Infrastructure)ソリューションの提供を発表した。顧客が短期間で導入・利用できるよう、用途別の3種類のパッケージモデルが4月から提供される。
同ソリューションにより、IPフォン、スマートデバイスによる電話やビデオ会議、Web会議などのコミュニケーション機能をVDI環境に統合することで、時間や場所、デバイスを問わずに業務アプリケーションやコミュニケーションツールを簡単かつセキュアに利用できるようになる。
同システムの導入前のコンサルティング、導入後の稼働監視や運用・管理代行サービス、利用状況の管理レポート提供サービスなど、関連する各種サービスの提供も行われる。
「Smart Mobile Package」は社内業務に活用するスマートデバイス、BYOD対策などを中心に、セキュア電話帳、無線LAN環境、VPN、デバイス証明書などが含まれており、価格は780万円から。「Virtual Package」はVDI関連を仮想アプライアンス化して、ストレージなどを含めてパッケージ化したスタートアップモデルで、価格は450万円から。「Collaboration Package」はクライアントデバイスを含めた VDIシステムに、ビデオ会議システムや ユニファイド コミュニケーションなどのコラボレーションツールを組み合わせた大規模導入に関するスターターパッケージで、価格は9900万円から。いずれのパッケージの価格も構築費・保守費、クライアントデバイス・IP電話の費用は別途かかる。