日本数学検定協会(数検)は、「第一回 数学川柳&数学俳句作品募集コンクール」を開催し、応募総数1万8924点の中から選ばれた受賞作品を、3月14日の「数学の日」に発表した。

選考委員長に作家の森村誠一氏、選考委員に川柳作家のやすみりえ氏らを迎えて行われた今回のコンクール。「数」「算数」「数学」のイメージを川柳や俳句として詠み、数学の楽しさを広めるという主旨のもと、今年が第一回目の開催として実施された。円周率πの近似値「3.14」に由来して数検が制定した「数学の日」にちなみ、3月14日に受賞作品の発表となった。

コンクールには日本のみならず世界中から、川柳1万5437句、俳句3487句の総数1万8924点にもわたる応募があり、海外からは英語での俳句も寄せられたという。

川柳の大賞に輝いたのは、兵庫県 松下さんの作品「御破算で 願いましては 次の恋」。このほか、受賞作品の一覧は、公式Webサイトで公開されている。