シャープは3月14日、 4月1日付けで、片山幹雄社長が取締役会長に退き、現常務執行役員 海外事業統轄 兼 海外事業本部長の奥田隆司氏が社長に昇格する人事を発表した。奥田氏は、来たる6月開催予定の定時株主総会および取締役会の選任決議を経て、代表取締役 取締役社長に就任する予定。
なお、取締役会長である町田勝彦氏は、4月1日付けで取締役相談役となり、定時株主総会をもって、取締役を退任する予定。
奥田氏は、1953年生まれの58歳。名古屋工業大学大学院 修士課程を卒業し、1978年4月に シャープに入社。2003年6月に取締役 AVシステム事業本部長、2006年4月に取締役 調達本部長、2008年5月に執行役員 海外生産企画本部長、2010年4月に執行役員 海外市場開発本部長となり、2011年10月から常務執行役員 海外事業統轄 兼 海外事業本部長となっていた。