ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、企画展「ロトチェンコ - 彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児 -」を開催している。
アレクサンドル・ロトチェンコは、ロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる革命芸術運動を牽引していた一人。立体、建築、インテリア、家具、グラフィック、写真の分野と、次々と様々な領域に踏み込んで挑戦した作家だ。
本企画展では、ロシア革命前後から1920年代後半までの短い間に、ロトチェンコが手がけた、斬新で大胆なグラフィックの数々、1924年から撮り始めた「遠近短縮法」と呼ばれるロトチェンコ独自の写真の世界が紹介される。グラフィックの原画、印刷されたグラフィック、広告ポスター、コラージュ、写真など、グラフィックデザインと写真、計157点が展示される。会期は3月27日まで。