富士ゼロックスは、複数拠点間のインターネットVPN接続サービス「beat/branch サービス(ビート ブランチサービス)」に、より低価格な「beat/branch-Liteサービス(ビート ブランチライトサービス)」を追加し、3月15日より発売すると発表した。

同サービスは、SMB(Small and Medium Business)マーケット向けのセキュア・ネットワーク・アウトソーシングサービスにラインナップされており、「beat/branch サービス」と同様、インターネット通信とネットワーク管理を本社で集中して行う「集中管理型インターネットVPN」で、複数拠点間において、ネットワークの管理者を配置することが難しい少人数の出張所や店舗などと本社をネットワーク接続する場合に適したインターネットVPNサービス。

豊富な人材や投資の確保という課題に対応し、必要機能の絞り込みを行うことで、月額7,800円(税別)/一拠点という料金を実現した。なお、初期登録サービス料50,000円(税別)/件が別途必要。

beat/branch-Liteサービスの概要

同サービスを利用することで、コスト面から拠点間のネットワーク接続を実現できていなかった出先にも、強固なセキュリティに対応したインターネットVPNを構築することが可能となる。また、ネットワークの回線状況やハードウェアを24時間365日リモートで監視することにより、障害対応などに発生する業務やコストの低減に寄与する。さらに、オペレータによる電話対応やオンサイト保守などのサポート体制により、安全・安心な利用環境を整えることができるという。

同サービスにおける接続可能拠点は、最大200拠点までで、利用者の上限は最大2,500人となっている。他拠点の管理はシングル・サイン・オンとなっているが、不正な通信に対しては、各拠点で対策を設定できる。