日本テラデータは3月9日、データウェアハウス向けアプライアンスの最新機種「Teradata Data Warehouse Appliance 2690」の販売・出荷開始を発表した。
同製品は、エントリーレベルのデータウェアハウス向けにハードウェア、ソフトウェアをあらかじめパッケージ化し、最適化したアプライアンスサーバ。Teradataデータベース、インテルのマルチコアベースのサーバ、Novell SUSE Linuxオペレーティングシステム、エンタープライズクラスのストレージで構成され、すべてラックキャビネットにインストール済みのため、短期間での導入が可能。
新機能としてハードウェアによるデータ圧縮エンジンを標準搭載し、ブロック・レベル圧縮をサポート。出荷時に 3倍の圧縮が設定されており、自動的にすべてのデータを圧縮し、ユーザーユーザー容量を増加できる。また、この効率的な圧縮により、システムのスキャン性能も前モデルの「Teradata 2650」に比べて2倍向上している。
キャビネット当たりのユーザー領域は、非圧縮で最大54.9TB、最大システム構成(64ノード)で315TBまで拡張可能だ。価格は最小構成で3,500万円(税別)から。