日本テラデータは3月9日、データウェアハウス向け超並列プラットフォームの最上位モデル「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6690」の発売開始を発表した。
本製品は、同一のディスクアレイ内に高速なSSDと大容量のHDDを搭載し、ユーザーデータを効率的に配置するハイブリッド・ストレージを採用しているのが特徴。仮想化ストレージ技術「Teradata Virtual Storage(TVS)」がデータの温度(アクセス頻度)を監視して、頻繁に使う(HOT)データはSSDに、あまり利用しない(Cold)データはHDDに保存するため、常に最適なパフォーマンスが維持される。
SSDとHDDは2.5インチを採用し、3.5インチのストレージを搭載する従来機種「同6680」に比べて搭載可能ドライブ数が2倍に増加。また、単位データあたりのパフォーマンスは、HDDベースの最上位機種「同6650」と比較して最大2.2倍向上している。
最大4,096ノードまで段階的に拡張可能で、ユーザーデータ容量はHDD+SDDのハイブリット構成で6TBから53PBまでサポートする。
価格は、最小構成で1億5,000万円(ソフトウェア込み、税別)から。