日本図書設計家協会は、本の装画や装丁を競うコンペティション「東京装画賞」を新たに設け、4月2日より作品を募集する。
本コンペティションでは、課題図書の中から選んだ本の装画を描き、さらに装丁・印刷してブックジャケットの形にした作品を募集する。課題図書には、夏目漱石『こころ』、紫式部『源氏物語』、シェークスピア『ロミオとジュリエット』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』など、全9作品が挙げられている。
応募部門は、資格不問の「一般部門」と、大学生などを対象にした「学生部門」の2部門。グループでの応募も可能で、1人または1グループにつき3点まで応募できる。グランプリである「金の本賞」の受賞者には、一般部門30万円/学生部門10万円の賞金が贈られる。
審査員は、同協会の会長・秋山 孝氏らのほか、ゲスト審査員としてイラストレーターの安西水丸氏らも参加予定。なお、一般部門5,000円、学生部門3,000円の応募料が必要となる。募集期間は4月2日~ 5月11日。詳細はWebサイトまで。