プライスウォーターハウスクーパースは3月8日、ソーシャルメディア上の情報をきっかけに発生するインシデントによる企業リスクを統括的に管理する「ソーシャルリスクマネジメントサービス」を提供開始したと発表した。
同サービスは、Facebook、Twitterや各種ブログなど、ソーシャルメディア上の書き込み情報から風評・風評の芽を自動的に検知・分析し、リスクを診断した後、適切な部署への伝達、対処方針の策定、施策の展開、リスク監視システムの構築支援まで、専門コンサルタントが統括管理するもの。
ソーシャルメディア上の書き込み情報からのリスクの抽出は、自然言語解析機能とクロール技術を有する企業各社と連携して行い、日本語、英語の対応が可能(その他の言語は要相談)。
風評のリスクを診断した後は、世界158ヵ国のグローバルネットワークを有する同社のリスクライブラリ「Business RiskModel」の9カテゴリ、77要素に分類されたリスク事例を基に対応を支援する。企業の製品やサービスに対するリスク評価のほか、社内のプロセス不備や企業犯罪などに関わる内容もカバーすることが可能。