東京都交通局は3月6日、公式サイト「都バス運行情報サービス」に新たな情報提供機能を導入した。今回導入された機能は、「都営交通経路検索」「停留所地図検索」「都電荒川線情報」の3つ。
「都営交通経路検索」は、都営バス、都電荒川線、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーを利用した経路を検索する機能で、所要時間順、乗換回数順、運賃順などで並び替えができるようになっている。
「停留所地図検索」は、停留所の位置とバス路線を地図上で確認することができるサービス。利用したい停留所やバス路線を選択すると、運行状況や時刻表も確認できる。PC版では地図上に運行ルートも表示される。
「都電荒川線情報」は、都電の位置と車号が地図上に表示されるほか、各停留場の時刻表も確認できる。表示される情報は「過去5分以内に得られた車両からのGPS情報をもとに」しているという。各車両を示すマークにマウスオーバーすることで車号が表示されることから、たとえば8800系の各カラーリング車両が、現在どの地点を走行しているのかといったこともわかるようになっている。
今回の機能追加とあわせて、GPSが搭載された携帯電話で「近隣停留所案内」を利用した際に、地図のスクロールをできるようにするなど、既存機能の強化も行われている。