リコーは3月2日、同社の提供するiPad用アプリ「クオンプ ビューアー for iPad」をアップグレードし、バージョン1.1として公開した。クオンプ ビューアー for iPadは、同社の運営するオンラインストレージサービス「クオンプ」に保存したファイルをiPadから閲覧するためのアプリで、App Storeから無料でダウンロードできる。

プロジェクターを使った無線でのスクリーン投影が可能に

一覧表示の並びを新旧でソート可能に

バージョン1.1では、プロジェクターを使った無線でのスクリーン投影に対応するなどいくつかの機能が追加されたほか、既知の不具合についても修正が行われている。無線でのスクリーン投影では、同社の超短焦点プロジェクター「IPSiO PJ WX4130N」を介してクオンプ上のドキュメントをスクリーンに映すことができる。ページめくりや拡大縮小など、iPad側の操作もスクリーンの映像に反映されるなど、会議などでの利用を想定しており、対応プロジェクターは今後増やしていく予定。

スクリーン投影時のイメージ画像

また、今バージョンでは、すでにAirPrintに対応していたOffice系ファイルに加え、PDFや画像系ファイル、テキストファイル、iWorks系ファイルがAirPrintに対応し、ワイヤレスで印刷できるようになった。このほか、ドキュメントの並び順についても機能が拡張され、従来の「アップロード日時が新しい順」だけでなく、「古い順」にファイルを表示させることも可能になっている。