インフォテリアは3月1日、iPad/iPhone/Android向けコンテンツ作成・配信・閲覧サービス「Handbook」の最新バージョンを3月8日より提供を開始すると発表した。
Handbookは、iPad/iPhone/Androidに対してコンテンツを配信・閲覧できるサービスで、情報をクラウド型サービスで登録・配信する「Handbook Studio」と、スマートデバイスで情報を閲覧する「Handbookアプリ」で構成される。最近では、カタログ等を電子化し、iPadなどで閲覧する用途での利用が増えている。
今回の最新バージョンでは、「Handbook Studio」と「iPad/iPhone」版のHandbookアプリが機能強化されている。
強化された機能は、Handbook Studioから配信しているコンテンツのiPad/iPhoneからのアクセス数やダウンロード数の統計情報をグラフで視覚的に把握できるアクセス統計機能やプレゼンテーション機能のほか、外部システムとの連携機能。
アクセス統計では、ブックやセクションのアクセス数Top10 や、ブックごとのアクセス数、ダウンロード数を1時間、1日、1カ月といった単位で集計、分析することができる。
プレゼンテーション機能では、iPad版HandbookアプリでPDFファイルを開くと、フルスクリーン表示され、1ページずつ表示し、横スライドさせることが可能となる。そのため店舗での対面接客や会議室でのプレゼンテーションをより効果的に行うことができる。
外部システムとの連携では、Handbook StudioのWeb APIを強化したことで、外部システムで生成したコンテンツをHandbook Studio経由で自動的に配信したり、Handbookユーザーの登録や削除などといったユーザー管理作業を外部システムから実行したりといった連携が可能になり、「ASTERIA WARP」にも対応した。
料金は、共用サーバSaaS型エントリープランである「Handbook Studio」が月額21,000円(500MB、年の場合は21万円)から、大規模・大容量に対応した専用サーバSaaS型プレミアムプランである「Handbook Studio Premium」が、月額94,500円(1GB、年の場合は94万5,000円)から。