パーソナルメディアは2月29日、iPad用のPDFリーダーアプリ「Smooth Reader (スムーズ リーダー)」の新バージョンを公開した。「Smooth Reader 2.0」では、新機能として「立体スクロール」と「マルチ棚分類」を搭載し、App Storeで450円で販売される。

立体スクロールは、横長に配置されたアプリ内の本棚を、遠近法を使った奥行きのある表示で、多くの本(PDFデータ)のなかからストレスなく目的の本を検索できる機能。横スクロールで棚を移動する際に、実際の本棚で本を探しているときのような視覚効果を実現したという。

大きな本棚に沿って歩いているように感じる

マルチ棚分類は、1冊の本を複数の棚に分けて整理できる機能。「読みかけの小説」を分類したいときは、「小説」の棚と、「読みかけ」の棚の両方に本を表示させることができる。複数の棚に表示させても、本の電子データ自体は1冊分のため、容量を圧迫することはないという。

また、自動的に本を分類してくれる「スマートタグ機能」によって、新しく取り込んだ本を操作なしで「新着」の棚に表示させることも可能。

複数の棚に同じ本を置くことで効率よく検索できる