Facebookは2月27日、大規模災害が発生した際に友人の安否確認が簡単に行える「災害用伝言板」機能を、世界に先駆けて日本国内の利用者に向けて公開したと発表した。
同機能を利用すると、災害時に自分の安否をFacebook上に報告することで家族や友達と状況を素早く共有できることに加え、友人について安否確認や情報交換も簡単に行える。
同機能を利用する際の手順・流れは以下のとおり。
災害発生後、ホームページの最上部に災害用伝言板ページへのリンクが表示される
災害用伝言板ページにアクセスし、自分の名前の下に表示されている「無事を報告」をクリックして自分の安否を知らせる
名前、居住地、勤務先、学校、出身地、自分が参加しているFacebookのグループなどの情報を用いて友人やグループメンバーを検索することができる
目視・電話・メールなどで安否が確認できている友人については、友達の名前下に表示されている「無事を報告」ボタンをクリックし、友人に関する情報やメッセージなどをコメントとして投稿することも可能
伝言板に自分や友人の安否を報告すると、自分のタイムラインや友達のニュースフィードに表示される
同機能が集中アクセス時もシステムが正常に稼働することを確認するため、2月28日から29日まで、国内限定でテストが行われる。具体的には、大規模災害を想定し、国内の全ユーザーのニュースフィードページの最上部に災害用伝言板ページのリンクが一時的に表示されるので、Facebookは報告やコメントをするなど、同機能を試してほしいとしている。