SCSKは2月24日より、米Violin Memory社のフラッシュストレージアレイ「V-6000シリーズ」の販売を開始したと発表した。

「V-6000シリーズ」

Violin Memory社の開発したフラッシュストレージアレイは、NAND型フラッシュメモリを利用した独自のメモリーモジュール(VIMM)とハードウェアRAID機構(vRAID)により構成されるストレージシステム。ハードディスク型ストレージアレイに比べて物理的な稼働がないため、高速なデータ読み出し/書き込みが可能だ。

同製品は、旧モデル「V-3000シリーズ」のハードウェアRAID機構を4枚搭載することで、冗長化を保ちつつ4倍のパフォーマンスを実現。また、すべてのハードウェアモジュールを完全冗長化し、プライマリストレージとしても利用可能。高速なI/O処理性能を持ち、データベース、データウェアハウス、仮想デスクトップなどを扱うシステムのパフォーマンス向上、省スペース化や省電力性能によるデータセンターのTOC削減などが期待できる。