バラクーダネットワークスジャパンは2月24日、バラクーダラボより最新の調査結果「Facebook: Fake Profiles vs. Real Users (偽プロファイル対リアルユーザ)」を発表した。
同調査は、Facebookのアクティブアカウントの中からランダムで2,884件を抽出・分析し、平均的なリアルユーザアカウントと、攻撃者やスパマーにより作成された偽アカウントの主な相違点を特定したもの。
手法としては、FacebookやTwitter上の悪意ある行動を分析・防御するためのツール「Barracuda Profile Protector」と、ユーザーの一般的な利用方法が分かるストリームやネットワーク・クローリングにより収集されたパブリックデータとを合わせたデータ分析が採用された。
調査の結果、以下のことがわかったという。
- 偽アカウントの約60%はバイセクシャルだと名乗っており、リアルユーザの10倍にあたる
- 偽アカウントはリアルユーザよりも6倍多く「友達」を持つ(726対130)
- 偽アカウントはリアルユーザよりも100倍以上写真タグを利用している(4枚の写真につき136のダグ対1つのタグ)
- 偽アカウントは、リアルユーザの40%に対して、ほとんど(97%)が女性だと名乗っている