三菱商事とカナダのタリスマン・エナジーは2月23日、タリスマンが保有するパプアニューギニア西部州の9つの天然ガス陸上鉱区について、政府と合弁事業の既存パートナーによる承認を条件として、三菱商事が参画することに合意したと発表した。

この取引の対価として、三菱商事は、タリスマンが負担する今後の探鉱・評価費用のうち約2億8,000万ドルを負担し、9鉱区のタリスマンと三菱商事の平均権益保有率は40%、20%となる。

両社は、将来的に年間生産量約300万トン規模の天然ガスとして輸出する可能性についても共同検討することで合意した。