NTT東日本およびNTT西日本は2月22日、省エネ性と高速な印刷/スキャン性能を備えた法人事業所向けA3フルカラー複合機「OFISTAR X900C」を2月23日より販売開始すると発表した。価格は、4,021,500円(工事費は別途必要)。
本製品は、使用する機能に応じた部分にのみ通電する省エネ性能と、高速プリント/スキャンの基本性能として備えたハイエンドカラー複合機。節電機能は、本体を原稿読み取り装置、操作パネル、出力装置、コントローラーの4つの機能に分割して、スリープモードからの復帰時には、使用する機能だけに通電し、使わない部分には電気を通さない仕組み。これにより、従来機「OFISTAR H9000C」と比較して、消費電力(TEC値)の約30%低減を実現する。
プリント速度は、カラー60枚/分、モノクロ65枚/分。スキャンはカラー/モノクロともに100枚/分と高速。両面スキャンにも対応しており、最大200ページ/分でのスピーディーな読み取りが可能だ。
NTT東西の「ひかり電話サービス」を利用した「データコネクト」にも対応し、オプションの「IPファクスキット」を装着することでIPファクスとして利用できる。
外形寸法は、W830×D804×H1,154mm、重量は240kg。給紙容量は、標準で560枚×2トレイ+980枚+1,280枚+手差しトレイ250枚。