ネオジャパンは2月22日、日本語・英語・中国語の3ヵ国語の切り替えに対応した、グループウェア「desknet's」の大規模企業向けモデル「desknet's Enterprise Edition マルチリンガル版」、中堅・中規模企業向けモデル「desknet's Middle Edition マルチリンガル版」を提供開始すると発表した。

desknet's Enterprise Edition/Middle Editionは24個の機能を提供するが、今回、3ヵ国語に切り替えて使えるのは「スケジュール」「伝言・所在」「設備予約」「回覧・レポート」「インフォメーション」「文書管理」「アラーム」「利用者名簿」の8機能。残りの16機能は、日本語インタフェースで利用することが可能だ。

使用言語は管理者が設定できるほか、ユーザーが自身のプロフィールで簡単に設定することが可能だ。

英語で表示した「desknet's」のスケジュールの画面

中国語で表示した「desknet's」のスケジュールの画面

同社としては、社内環境の国際化が進む国内の製造業、小売・外食・サービス業など、100名から数万名までの幅広い業種・業態の企業での導入を狙っている。特に、中小・中堅規模企業に向けては、「Middle Edition」でコストメリットの高さを追及している。

マルチリンガル版は、通常版と同じ価格体系で提供される。価格は、700名以上の大規模企業向けのEnterprise Editionは1,000ユーザーで420万円から、100名から700名までの中規模企業向けのMiddle Editionは100ユーザーで52万5,000円から、500ユーザーで262万5,000円からとなっている。Middle Editionは、データベースにPostgreSQL 9.0を採用することで、Enterprise Editionに比べて、リーズナブルな価格体系が実現されている。

Enterprise Editionの出荷は3月末、Middle Editionの出荷は4月以降に予定されている。