リコーはデジタル孔版印刷機の新製品『Satelio(サテリオ) DD 4450P/4450/4440P』を2月27日から発売する。2009年に発売された『Satelio A411/A411G/B411』の後継機となるもので、製版時間・最大印刷速度が高速化された他、省エネ機能やセキュリティ機能などを搭載する。

『Satelio DD 4450P』(オプション装着時)。ホワイトとグレー基調のモノトーンカラーになった

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最大連続印刷速度は従来の120枚/分から130枚/分に高速化。製版時間も20秒から19秒に短縮された。製版ボタンとプリントボタンのワンボタン化など、様々な人が使いやすいようアクセシビリティに配慮。設定した時間で電源が切れる「電源オフ機能」や、待機時間の消費電力を抑える「省エネモード」など、省エネ機能も搭載する。

また、同社独自開発の版「サテリオマスター」の採用で写真の再現性やベタの均一性が向上。通常の400×400dpiに加え、400×600dpi対応の「高密度モード」を搭載する。さらに、排版ボックスをロックし使用後の版の持ち出しを防ぐ「セキュリティモード」や、ボタンのロックで追加プリントを防止する「シークレットモード」で、情報漏えいや機器の不正使用を抑止する。