多くの企業で悩みの種となっている労務トラブル。以前に比べ、週刊誌などで報じられる機会が多くなってきているのはご存知のとおりだ。

いずれのトラブルも元をたどると、ちょっとした初動のミスから生じているものがほとんど。同様の事象がいつどの会社で発生してもおかしくはない状況である。いまや労務トラブルは、企業として備えておかなければならい大きなリスクの1つと言える。

では、一般的な労務トラブルとしてはどのようなものがあるのか。また、その防止策としてはどのようなものが考えらえるのか。そのあたりの詳細が紹介されるのが、2月24日(東京)および28日(大阪)に開催されるセミナー『キーマンが語る －成功のための人材・組織マネジメント－』である。

『キーマンが語る －成功のための人材・組織マネジメント－』 - 2月24日(金)に東京、2月28日(火)に大阪で開催

労務の観点で見た、規定改定や統合のリスクとは?

講演に登壇するのは、書籍『いまさら人に聞けない 労務トラブル防止の実務』の著者である、社会保険労務士の川島孝一氏。氏は、人事制度、賃金制度、退職金制度をはじめとする人事・労務の総合コンサルタントとして活躍する。さまざまな企業の社外人事部長・労務顧問を兼任しており、経営者の視点に立った論理的な手法に定評がある。

講演では、上記の労務トラブル例に加えて、会社統合に対する労務面からみたリス クや、統合作業の進め方などについても解説していく予定だ。M&Aなどによる企業 再編が急速に進む中、各社の人事担当者はどのようなポイントを意識する必要があ るのか。人事関係者および経営幹部は必聴のセミナーだ。

人事・給与システムの導入効果とは

セミナーでは、人事担当者および経理担当者に向けて、人事・給与システムの導入 事例も紹介される。

東京会場では、ネットワンシステムズで人事課長を務める伊与部徹氏が登壇。同社 では、電通国際情報サービスの「POSITIVE」を使って人事評価、自己申告、賃金、 研修歴、保有資格などの管理を行っており、更新された情報を部門マネジャー層に 対してタイムリーに開示することで事業運営の効率化を図っているという。

一方の大阪会場では、村本建設で経営企画室に所属する石田裕二氏が登壇し、短期 間で実現したWEB人事給与就業パッケージ「STAFFBRAIN」へのリプレイス事例を紹 介する。村本建設ではこれまでオフコンを使用していたと言い、リプレイスに際し てはさまざまな検討を重ねたようだ。

システム刷新によりどのような効果が生まれているのか、気になる方はぜひともセ ミナーに足を運んでほしい。

なお、同セミナーでは来場者の中から抽選で10名に、講演者川島孝一氏の著書『いまさら人に聞けない 労務トラブル防止の実務』がプレゼントされる。こちらもぜひ楽しみにしてほしい。

『キーマンが語る － 成功のための人材・組織マネジメント －』


【東京会場】
■日時 : 2012年2月24日(金) 13:30～15:35 (13:15 受付開始)
■場所 : WTCコンファレンスセンター (JR浜松町駅　徒歩0分)
■参加費 : 無料 (要事前予約)
■定員 : 60名
■主催 : 鈴与シンワート株式会社

セミナーWebサイト
http://www.shinwart.co.jp/hr/report/20120224SPRING-TOKYO/

【大阪会場】
■日時 : 2012年2月28日(火) 14:00～16:15(13:30 受付開始)
■場所 : 大阪国際会議場 グランキューブ大阪 1007号室 (京阪電車中之島線「中之島(大阪国際会議場)駅」 2番出口すぐ)
■参加費 : 無料(要事前予約)
■定員 : 30名
■主催 : 鈴与シンワート株式会社

セミナーWebサイト
http://www.shinwart.co.jp/hr/report/20120228SPRING-OSAKA/

※ 来場者の中から抽選で10名様に講演者 川島孝一氏の著書『いまさら人に聞けない 労務トラブル防止の実務』をプレゼント